今回とった授業はどれも印象深い授業でした。
特に先生が面白かったのは、
Urban Study-Profile Business in New York.
この授業は、ニューヨークの歴史やビジネスについて勉強する授業なんですが、
テキストがなく先生が授業で話した内容や紹介した人物がそのままテストにでるので、
1時間のテストはひたすら話した内容を書くというもの。
3回のテストがあったのですが、テスト後はいつも手が痙攣してました。
このクラスのシルバーマン教授は、生徒に対する要求がかなり高かったです。
ジョークも飛ばすし、話の内容も分かりやすいので授業自体は楽しく勉強している内容もニューヨークの話なので知識が着いた感じもするし良い授業だったのですが、
とにかくテストの書く内容が多い上に評価が厳しい!!
1回目のテストの最高点は80点だったんじゃないかなぁと思います。これって凄い低いんですよ。
普通は1人か2人は100点がいるもんですから。
2回あった宿題も、1個目はニューヨークでマネージャーをしている人にインタビューしてくるというもので、2個目はニューヨークにある企業のCSR活動をリポートするというものでズルがなかなか出来ないような内容のものをだしてきます。
3回あったテスト中の1回は、テスト中にビルでボヤ騒ぎがあって途中で中断。腱鞘炎になるまで書いた45分間の内容がおじゃんになりました。
まぁしかし、彼はユダヤ系の教授なので、ユダヤ人のお祭りや祭日になると授業が休講になったのは嬉しかったですがね。
とにかく、この教授は面白い人でした。
オー、マイチルドレン!とか言いながら教室入ってきて、自分の持ち株がどんだけ下がったとか色んな話をしながら毎回授業に入っていくのです。
出来ない生徒をいじるのも上手い教授でしたね。
いい教授っていうのは、そういう生徒の扱いが上手ですよね。
こちらの大学に来て思うのが、出来ない生徒ほどクラスで発言したりするのですよね。
発言するのは、出来ない生徒か出来る生徒。
日本って出来ない生徒って寝てますよね。
アメリカでは出来ない生徒が発言するから結構先生もそういう生徒への対応がやっかいだったりするのです。
面白い先生ってそういう生徒を上手くあしらいながら、授業に興味を持たせるようにするから凄いなぁって思います。
更に思ったのが、こっちはいい先生ほど簡単でわかりやすい説明をします。
絶対に難しい言葉をつかいません。
教科書もそうです。
一番重要なコンセプトほど、シンプルな言葉でだれでもわかるような例を挙げて説明しているのです。
日本って大学の勉強とか教科書って逆に難解な言葉を使って説明してありますよね。
教科書で「太郎くんが~」なんて簡単な例が突然説明の途中に現れたりしたら、稚拙な文章って思っちゃいますが英語だと逆なんですよね。
良い先生ほど、簡単な言葉で説明してくれるし、
教科書の基本的なものほど分かりやすい例つきで説明してあるんですよね。
話は教授にもどりますが、シルバーマン教授もいつもわかりやすい言葉で話てくれたので外国人の私でも120パーセント理解できました。
シルバーマン教授からはそんなアメリカなイケテル教授像てのを見ました。
また授業受けてみたいけど、あんなに成績のつけ方厳しいとなぁ・・・・・・・・。
1 件のコメント:
ゆりつうさんお久し振りです。随分忙しい学期を過ごしていた様ですね。
でも素晴らしい教授に出会えて人生の宝になりましたね。 日本にもこんな教えがあります。「難しい事は、易しい言葉で。易しい事は、丁寧に。」
どの国の人も出来る人は同じですね。
2009年も素晴らしい人との出会いがあると良いですね。
コメントを投稿