さて、やっとこさ最後の学期まで辿り着きこの授業にてニューヨークでの2年制大学生活が終わります。
名残惜しいような、なんというか。
今は英語2というのだけとっています。
今回の教授はとても変わった経歴の方です。
見た目も英語の先生というよりは、ウォールストリートで働いてそうな、スーツパンツにシャツ、7,3分け。 それもそのはず、実は元弁護士さんだそうです。
弁護士 → 法律事務所 → 高校教師 → 大学教師
弁護士を辞めたとき、小学校教師になりたかったそうなのですが、学歴が高すぎる上に男性だという理由で断られたそうです。
その後教えることになった高校はニューヨークで一番荒れていると有名なブロンクス地区で、教えた2校の内の1校はもう学校が閉鎖されたというハードなキャリアチェンジをされてきた先生です。
元弁護士さんだけあって、話は論理的だし聞いていてとてもメリハリがあって面白いです。
この英語の授業は小説の読解、分析、そして自分の考えを表現することにつなげて行くことを目的としていて、最後には自分の好きな作家を一人選んでその人の小説を2~3とりあげて分析する6枚くらいのレポートを書くところがゴールです。
最初の宿題は、エドガー・アラン・ポーの「The Tell-Tale Heart」。テルテルハート?
ギャグみたいな名前ですが、エドガー・アラン・ポーは有名なミステリー作家で江戸川乱歩がこの人にちなんで自分の名前をつけたのは有名な話ですよね。
来週の火曜日までにこれを読んでいかなければならないんですが、ネットで買った本がまだ届いてない のでGoogle Book 検索で探して読むことに。
なんと全文が読めました。いやぁ、幸せな世の中になりましたね。
興味のある方はこちらで↓。
The Tell-Tale Heart
読書の夏になりそうです。エドガー・アラン・ポーを読むのは高校生ぶりになるので楽しみです。
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