2008年2月7日木曜日

スーパーチューズデー終わって木曜日

大統領予備選、決戦の火曜日が終わりました。

結果、ヒラリーさんがちょっとリード。

なぜアメリカ中がこの決戦の火曜日に注目していたかというと、この大統領予備選がほぼ次の大統領を決める戦いになるからなのです。

まず大統領予備選で共和党、民主党の代表を決めます。(今やってるやつです。)それが決まるのが今年の6月頃。

そしてその代表2人がその後に行われる大統領選で選ばれます。その結果がでるのが今年の10月頃。

しかしながら歴史的に見てみると、アメリカはいつも変わりばんこにそれぞれの党のトップが大統領になってきました。

今のブッシュ大統領は共和党。だから順番からいくと、たぶん次は民主党。

そして、色々騒がれているヒラリーさん、オバマさんは民主党の候補者なのです。

今年の大統領予備選が今までで一番注目度が高いと言われています。

もしヒラリーさんがなったら → 初の女性大統領
もしオバマさんがなったら  → 初の黒人大統領

どっちにしろ凄いことなのです。

自由の国アメリカと言いながらも、今まで白人男性しか大統領になった事がないんです。
ここまで絞り込んだアメリカ、いい仕事したね!歴史に残る接線であることは間違いないです。

ヒラリーさんが弱冠のリードをしているものの多くの新聞は戦いが長引く事を示唆してます。

次の決戦は3月4日。テキサス州、オハイオ州の最後の大票田での投票が残ってます。
さてどうなる事やら。


ヒラリーさんに比べて知名度も低く若いオバマさんがここまで接線に持ち込んだのにはいくつかの理由があります。

黒人層からの支持が厚い
・ケネディー大統領を思い起こさせるカリスマ性がある
・多くの議員が賛成したイラク戦争に最初から反対していた

カリスマ性があるっていうのは意外でした。

だってヒラリーさんもかなりそういう意味ではカリスマ性のある人だと思うのそれを超えるくらいなのかな?

きっと実際演説とか聞きにいったらすごいんだろうなぁ。

後はやはり、政治の世界に浸かりきっていないのでフレッシュな考えでアメリカを変えてくれるんじゃないかという期待があるみたいです。

今の政府に疲れてしまっているところがあるアメリカ人にとって、何か大きな変化を与えてくれる候補者はとっても魅力的なのです。

とか何とか、今回は偉そうに政治について書いてみましたが。
投票権も無い外国人なので、指をくわえて3月4日結果を待ってみようと思います。

<投票者の声(英語)>

http://www.nytimes.com/interactive/2008/02/05/us/politics/20080205_SUPER_TUESDAY_FEATURE.html#

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