2008年2月25日月曜日

セントマークス書店 ~イーストビレッジ~


イーストビレッジといえばニューヨークの日本人街のことです。

実はここ、つい20年前くらいまではロックンローラーな若者達の街でかなり治安が悪かった場所なのです。

有名なミュージカル“レント”の舞台になっているのがイーストビレッジ。

レントの内容は、ドラッグやエイズ、同性愛の若者達を主人公にした衝撃的なストーリー。

当時のミュージカル界に激震を巻き起こし、あっという間にオフブロードウェイからブロードウェイに昇格しトニー賞も受賞して大ヒットを飛ばしたのでした。

そんな生のニューヨークの若者達のたむろする場所だったイーストビレッジが、どういう訳か何年か前から日本食店や居酒屋ができはじめて、日本人のおかげで(?)治安の良い地域になっちゃったのでした。


まぁ今でもまだ、昔のロックンロールな雰囲気も少し残っています。

そしてお洒落なお店が多いのもこの街の特徴。

イーストビレッジの中心通りのセントマークスに位置する、その名も「セントマークス書店」はお洒落な書店としてちょいと有名です。
コンセプトを持った本のセレクトや、デザイン、建築関係の書籍が多いのもこのお洒落な雰囲気ととってもマッチしています。

むき出しのパイプを有効に使ったインテリアが全体にモダンな感じをプラスしてます。


銀色のパイプと同じ素材のランプを多数使って間接照明のようにしているのが明るすぎなくてまたいいです。
私のお気に入りは、本好きの友達の家に来たようなお店全体の雰囲気。

壁側を木の本棚で覆うことによって、店内を広く使えるようして、通路スペースが広いとってあります。歩き易いしゆっくり本を見ることができるのが安心感を与えているのかもしれないですね。

ステンレス、木、石が上手く調和した建物自体、とっても愛着がわきました。

そんな中で、見つけた一品がこちら。ギターの形をしたクッキーの型です。

クッキング本のコーナーで見つけました。

昔のイーストビレッジを本棚の一角で主張しているみたいで、カワイらしくて思わずパチリでした♪

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