2009年6月27日土曜日

NYでケーキ食べ放題 ~LUXEEの食べ放題~

友人のI氏が日系の新聞で見つけたケーキの食べ放題に行ってきました。

ケーキの食べ放題なんて、日本で大学生をしていた時ぶりです。

まぁかれこれ一世紀くらい前ってことでしょうか。

日系のケーキ屋さんでなんと15ドルで食べ放題というお得すぎる値段!!

クイーンズの田舎からはるばる遠出して行ってきました。

お店はこじんまりとした30席くらいのおしゃれなつくり。

ケーキを店員さんがひとつずつ持ってきてくれるという形式。

今回の食べ放題メニューは右上のこちら。

まずはじめは、オレンジのクレープ

すぐそばの店内で作ってサーブしてくれるという素敵な演出つき。

クレープが食べれるなんて感激!!

お酒が入っててかなり甘いです。しかもこれが実は後々おなかにくるのでケーキの食べる量に響いてくるんですね

お次はカップケーキ6種類くらいの中からひとつ選べます。

私が選んだのはレアチーズ。ちなみに今回のメニューには載ってないです。

カップの両脇にマカロンがついていて、レアチーズも硬くなくとってもソフトなのでおいしかったです。

一緒に行ったI氏が頼んだのは、サクラ

甘さ控えめで、抹茶ムースと小豆ムースが交互に入っていています。

桜の花びらとジェリー状のものがところどころに挟まっていて日本の心を感じました。

お次は各種ケーキ。これは8種類。お変わり自由で何を頼んでもOK!

私はというと先制パンチのクレープがおなかにきていてこの時点で既にかなり弱気になっていたのですが、目の前のI氏は「いや、まだまだこれから!」とやり気十分だったので全制覇に向けて二人で邁進しました。

一つ目はこちらのチーズケーキ

しっとりと重たいチーズと一番下はかなりブランデー強めのスポンジがしいてあります。

お次はチョコレートレイヤードケーキ

こちらもどちらかというと、硬めのケーキ。

レイヤーになっているチョコレートは濃厚でチョコ好きにはオススメの一品。

そしてお決まりのティラミス

私の大好きなケーキのひとつ。

柔らかくて口の中でとろける生クリーム部分がたまらないですね。ただ上についているココアパウダーでお歯黒になる可能性大なので要注意!

次に頼んだのが、ブラックプラムパイ

ズボンのボタンがはちきれ寸前の私に、フルーツ系のケーキは優しいですね。

ケーキ屋さんでもフルーツ系のパイはいつも高いので是非こういうときに食べたいという貧乏根性です。ちょっと酸っぱめでした。

年には勝てないですね、昔はケーキの食べ放題で20個くらい食べていた私が今はこの時点で意識が朦朧、お腹も破滅寸前状態。

目の前のI氏はお腹がいっぱいのはずなのに途中から異様に燃え始めて「よし、全部制覇するぞ!」と気合が入ってきたので私はI氏のケーキを横から一口ずつ頂くことにしました。

続けて頼んだのが、フルーツタルト

色とりどりのフルーツが乗っていて、カスタードクリームはすごく懐かしい味でした。

あの、駄菓子屋とかで売っているプチシューに入っているタイプのクリーム色のちょっとこってりした味。

一緒に頼んだのが、グレープフルーツタルト

これもフルーツタルトと一緒で、グレープフルーツのしたには同じカスタードクリーム。

さっぱりしていてリフレッシュにいいです。

お次は定番、ショートケーキ

実際私が一番おいしかったのはこれかもしれないです。

このケーキの上の赤いプチプチ。実は胡椒なんですよ!

食べてびっくり。これが結構合うんです。

なんというか、生クリームの甘さをリフレッシュしてくれる味なんです。

これはかなりオススメです。

店員の男性が次に持ってきてくれたのは抹茶のロールケーキ

日本人の心ですね。抹茶ほっとします。

普通においしいです。

一口ベースでもかなりギブアップ気味の私を横目に、通りがかりの店員さんに「あ、すいません。ミニガトーチョコレートお願いします。」

I氏の胃袋に脱帽の私です。

「だって、まだ制覇してないじゃん。」・・・・・・・Go Cake!

ミニガトーチョコレート

ブラウニーのようなぎっしりと詰まったチョコレートケーキ。

満腹にはキツイですね。最後に残すには辛い一品です。

やっと制覇!!

にもかかわらずそれから更に2,3品頼んで、店員さんに甘党ですね、と言われて照れるI氏。

私の経験からアドバイスできることは、もし全部ケーキを制覇したかったら食いしん坊と行くのが一番です。

ここのお店は結構ブランデーやお酒が強く入っている方だなぁと感じました。

どれもおいしかったです。

お変わり自由の玄米茶がケーキとベストマッチ。

かなり食いきった感のある私たち。満腹で呆然とする二人。

まさに、「ツワモノ達が夢のあと」。こんな言葉がぴったりでしょう。

これで15ドルは本当に安いです。

月に一回のペースで開催されているそうなので早めの予約が必要!

大変オススメです。

<お店情報>
名前:LUXEE
住所:6 Clinton St New York, NY 10002-1713
電話:(212) 375-1796
時間:Tue-Fri 3pm-10pm; Weekends 1pm-11pm
お店のURL:http://luxeenyc.com/index.html


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2009年6月26日金曜日

ロックウッド教授 ~英語2~

さて、やっとこさ最後の学期まで辿り着きこの授業にてニューヨークでの2年制大学生活が終わります。
名残惜しいような、なんというか。

今は英語2というのだけとっています。

今回の教授はとても変わった経歴の方です。

見た目も英語の先生というよりは、ウォールストリートで働いてそうな、スーツパンツにシャツ、7,3分け。 それもそのはず、実は元弁護士さんだそうです。

弁護士 → 法律事務所 → 高校教師 → 大学教師

弁護士を辞めたとき、小学校教師になりたかったそうなのですが、学歴が高すぎる上に男性だという理由で断られたそうです。

その後教えることになった高校はニューヨークで一番荒れていると有名なブロンクス地区で、教えた2校の内の1校はもう学校が閉鎖されたというハードなキャリアチェンジをされてきた先生です。

元弁護士さんだけあって、話は論理的だし聞いていてとてもメリハリがあって面白いです。

この英語の授業は小説の読解、分析、そして自分の考えを表現することにつなげて行くことを目的としていて、最後には自分の好きな作家を一人選んでその人の小説を2~3とりあげて分析する6枚くらいのレポートを書くところがゴールです。

最初の宿題は、エドガー・アラン・ポーの「The Tell-Tale Heart」。テルテルハート?

ギャグみたいな名前ですが、エドガー・アラン・ポーは有名なミステリー作家で江戸川乱歩がこの人にちなんで自分の名前をつけたのは有名な話ですよね。

来週の火曜日までにこれを読んでいかなければならないんですが、ネットで買った本がまだ届いてない のでGoogle Book 検索で探して読むことに。

なんと全文が読めました。いやぁ、幸せな世の中になりましたね。

興味のある方はこちらで↓。

The Tell-Tale Heart

読書の夏になりそうです。エドガー・アラン・ポーを読むのは高校生ぶりになるので楽しみです。

2009年6月12日金曜日

小さなマンハッタン ~キャメロン・ディアズに遭遇!~

数日前に、ある日本食レストランに行ったときなんとキャメロン・ディアズを見ちゃいました!!

全然高いレストランでもなんでもない、普通のレストランだったのですが突然お店に入ってきてうどんを食べてました。

意外と周りの人は気づいていなくて、でもふと店の外をみると彼女が乗り付けてきたであろうリムジンがドンと止まってたので、あぁ間違いないなぁと思いました。

とっても気さくな人で、お店の人とも普通に笑顔で接していました。


初めてハリウッドスターを近くで見たので、ホントに驚きました。

映画のイメージのまんまスタイル抜群の茶目っ気たっぷりな人で、帰るときにお店の人が「Thank you」と言ったら、それに「ありがとうございました~」とお辞儀つきで返してました。

かわいいっ!

あんなに売れてるのに全然お高くとまってるようすもなく、サービス精神旺盛で本当に素敵な女性だなぁと思いました。

以前に、全然話はとびますが、香港の観光局のCMかなんかで、香港にきたらジャッキー・チェンに会えるかもしれません。みたいなキャッチフレーズがついてて、うそ臭いなぁと思ってたのですが、
今ニューヨークに住んでて、意外と無くもない話なのかも知れないと思いました。

私は実はニューヨークで、長井秀和さんや兵藤ゆきさんを2,3回道端で見かけたことがありましたし、友達はレストランで食事してたらオノ・ヨーコさんが入ってきたっていうのを聞いた事があります。

ほかにも意外と芸能人やセレブの目撃情報というのは友人から聞きます。

ニューヨークのマンハッタンは東京の山手線くらいしかないので、東京で有名人に遭遇するより全然機会は多いのです!

東京23区の面積:   621.81km²
マンハッタン島の面積:87.46km²
香港島の面積:     80.4km²

香港島なんて東京よりもマンハッタンよりもまだ小さいので、観光局が言うようにジャッキー・チェンに遭遇する確立は高いはずなのですね。

うそ臭いなんて言ってごめんなさいね。

2009年6月5日金曜日

ブレイク教授

いやぁ、お久しぶりです。
今週は試験が2つにレポートとプレゼンテーションと盛りだくさんで
初めてパンクしました。
5月は全然ブログも更新できなかったし、プライベートは充実してなかったですね。(反省)
今学期は、以下の授業をとってました。

1、小規模ビジネス(Small Business & Organization)
2、英語1 (English 101)
3、経営学 (Management)
4、経済法 (Business law)

今回は、経済法のブレイク教授について。
彼女はアフリカンアメリカンの教授で、ニューヨークの刑事裁判所の裁判官を務める法律家です。
ニューヨークの大学は、どんな小さなところでも凄い経歴の人が先生をやっていたりするのでちょっとびっくりします。
さすが、裁判官だけあってとてもわかりやすいはっきりとした英語を話す先生でした。
性格もとても穏やかで、クラスで討論になっても熱心に生徒の話に耳を傾けてくれるいい先生でした。
たぶん、日本の法律の授業って静かで、寝てる人とか多いイメージなんですが、
アメリカの大学はみんなでディスカッションになることが多いです。
教科書の例もすごくわかりやすい例が挙がっていたりするので、つい質問したくなるんですね。

(例)ガスはホセに、ホセが横領をしているという内容の手紙をおくりました。しかし横領は間違いでした。そしてその手紙をホセの秘書のティナが読みました。もしホセがガスを名誉毀損で訴えたら、ホセは

a,勝訴します。なぜなら、ティナは手紙がきちんとした書籍であると確かめるために読んだから。
b,勝訴します。なぜなら、ガスは手紙がきちんとした書籍であると確信して書いているから。
c,敗訴します。なぜなら、手紙はホセの横領を証明できてないから。
d,敗訴します。なぜなら、手紙は書籍として証明できないから。


答えはaです。
この例ってわかりやすいし、なんかありそうですよね。クラスではこんな例がいっぱいでるので、よく白熱した議論がなされてました。
そんなクラスの最後の授業が先ほど終わりました。
授業の終わりに、先生が「私はこの学校が大好きなの!世界中の国から生徒が集まってるでしょ。すばらしいことよね!」
と言って、一人一人の生徒に出身地を聞いていました。
「そうそう、私最近韓国ドラマにはまってるの!!」
おおおっ!なんと、アメリカ人の裁判官まで虜にしているとは韓国ドラマ恐るべしっ!
世界中の中年層にウケるのでしょうか。
授業後は、「実は家の父も韓国のドラマに一時期ハマってて・・・・・」
と話が弾みました。
お父さん、最後の最後で先生に印象づけられました。ありがとう。