2007年9月23日日曜日

ふられた日

休日に外出しないと休んだ気にならないのです。

家の中にずっといると、平日からの続きでまた月曜日がきてしまうような気がしてしまうからです。

だから休日はなるべく外に出て遊んで頭を切り替えて月曜日を向かえます。

そんな私なのですが、今日は外出先にことごとくふられました。

どこに行くか。今日は特に目的はなかったのです。

家にいると勉強ができないので外にでていい場所を見つけて勉強しようと思いでかけました。

言い訳なのはわかってますが、

図書館に行くと静か過ぎて寝てしまい、家にいるとネットを見てしまい、集中できないのです。

公園とかカフェとかある程度人がいて眠れない場所が一番集中できるんです。

だって寝てたら、もの盗まれちゃうかもしれないし第一、カフェで寝てる人っていないですよね。

ニューヨークは公園も多いしパブリックスペースという、カフェじゃないけどゆっくりできるテーブルとイスのある場所が沢山あるのでどこかいい場所を見つけて勉強しようと思いでかけました。

家から駅までは15分くらいなのですが、ゆっくり歩いて駅までつくと財布がない!

完全に家に忘れた~・・・・・・・・。
しょうがないから帰ることに。これだけで30分のロス・・・・・・。

あ~ぁ、もったいない。

家まで戻ってお財布を取り、近くの雰囲気のいいカフェに行こうと予定を変更。

地元にはもったいないような良い感じのカフェで、勉強などするにはもってこいの場所なのです。

テーブル毎に違う種類の椅子が置いてあって奥にはソファがあったりする個性的な造りで一度行ってかなり気に入りました。

落ち着いた音楽のセレクトなのもよく、みんなパソコンとか持ち込んで勉強したりしています。

カフェまで着くと、あれ・・・・・・???

理路整然と並べられたテーブルに白いテーブルクロス、木のかっちりした椅子。

い、いつの間に・・・・・・。つい最近まで改装工事をしていて変わってしまったよう。

お気に入りが変わってしまった事にもショックでしたが、行く場所全てことごとくふられてしまい脱力。

家に帰ることにしました。

まぁこんな日もあるんですね。

大いに安らかにすべしってことなんでしょうか。

明日に運を持ってかれたと思って静かに勉強します。はい。

2007年9月22日土曜日

通りのお祭り

私が講読しているフリーペーパーamnyを見ているとストリートフェスティバルなるものの記事を発見。

商工会議所や町会などが主催しているストリートのお祭りのようです。

ニューヨークはもう秋に入って、ジャケットを着ないと寒い陽気ですが天気が良い日はまだぽかぽか暖かいです。

この日もそんなぽかぽか陽気でした。

屋台ってどうしてあんなに人を買いたい気持ちにさせてしまうんでしょうね。

美味しい食べ物のにおいと、目の前にダイレクトに広がるおみやげ物たち!

そして何よりもこの人込みが気持ちをもりもり上げてくれるのかも。

ニューヨークならではと思うようなおしゃれでちょっと変わった品物が多かったですね。

そしてカラフル!!

日本ってファッションも控えめに地味な色でまとめる事が多いですが、こちらの人達はスカーフでもジャケットでもカラフルなものを纏うことが多いです。

バングルもスカーフも色とりどりで凄く素敵♪

食べ物の屋台もいっぱい。この日見つけた面白お菓子をひとつ。

キャラメルりんご!

いかにも甘そうでカラフルで購買心をそそるっ!!

関東出身の私は屋台でこの食べ物見たことなかったのですが、日本でもあるのかな?

ダイエット中の私は大変悩んだすえ、カロリーが気になるので断念した意気地なしです。。。。。。。

次こそは絶対食べてやる!

あと、ちょっと変わったものでは看板とか。

面白い図柄のものも多くて、この街にはアーティストも多いのでそういう人達とかおしゃれピープルはこういうの部屋に飾ったりするんでしょうね。

見ていて自分のお気に入りを探すだけでも楽しいです。

お祭りはアッパーイーストと呼ばれるマンハッタンの上の東の方で行われました。

さまざまな屋台のほかに道にマットをしいてヨガ教室が行われていたり、一方ではサルサダンスが踊られていたり。

一本の道だけで行われているとは思えないようなバラエティーの豊かさでした。

実に楽しめました。

こういったストリートのお祭りは一年中いつもどこかで開催しているようなので、今度はまた別のお祭りにも行ってみようと思います。

日本にはない美味しい食べ物見つけたいな~♪

イベントは時間厳守で。

移民の国アメリカ。特にニューヨークは人種のるつぼです。

先週、ドイツ系アメリカ人協会の50周年を記念するパレードがありました。

開始時間はお昼の12時から。

土曜日のお昼だったのでゆっくり起きて準備などしていたら時間が過ぎてしまい到着したのは14時過ぎころ。

あれ~誰もいないなぁ。。。。。。終わっちゃったよう。

以前にもR2Rイベントに遅れて行ったら終わっちゃっていた事がありましたが、イベントは時間厳守で行かないとダメですね。

自業自得だな。まぁふられてしまったので、セントラルパークでも散策することに。

ここの公園本当に大きいです。
日本語の公園の定義を大きく上回る規模です。

色々なセクションがあって、中にボートがこげる巨大な池や動物園や滝まであるんですから。

今日は、パレードが開催されていた東側からふらふら入って見ることに。

公園に入るとすぐに、楽器を吹いているお人形さんに遭遇。

カラフルな秋の装いで絵本に出てきそうな感じ。

かわいらしいなぁと見ていると誰かが人形の前に置いてある箱にお金をいれました。

すると楽器を吹き始めました。プフォ~って感じで。

よく見ると人間でした。実はニューヨークには人形のふりをして、お金をいれると動くというアートをしている人が結構います。

この女性もその一人。お人形さんみたいで服も雰囲気も公園に一体化していてお見事なアートでした。


さてさて公園の奥に進んでいくと芝生でゆっくりする人々の中にパレードの後なのかな?って感じの仮装した人達も。

ドイツの民族衣装きて楽しそうです。

おばさんはもうお疲れのご様子。

でも似合ってますよ。

今日は天気もよくて皆さん気分も上々なのでしょう。

きっと自分のルーツに戻った郷愁とドイツ系アメリカ人である誇りをまた再確認しているのかななんて思いました。

ここにいると、自分がどこの誰なのかっていうのがとても重要であることのように思います。

それがわからないと自分を失ってしまうような気がするからです。

どの団体の誰であるかの方が相手に自分を認識させやすいからです。

個人である自分を相手に認識させることの方がずっと難しいから、みんなどこかの団体であることが少し安心なんだと思います。

もちろん自分自身を再確認する機会でもあると思うんですけどね。

おおっと結婚式ご一行様発見!
素敵な公園で記念の一枚をパチリって事かな~♪

陽気なドイツ系アメリカ人の吹奏楽のおじ様達がみんなで祝福の一枚を撮っているのがなんとも微笑ましい♪

時間にはおくれちゃったけど中々良い風景を見られたなぁと思う一日でした。でも次回は時間厳守ね。良い教訓になりました!





2007年9月18日火曜日

ブロードウェイオンブロードウェイ

ミュージカルファンの私にとって泣けてくるようなフリーイベントが行われました。

★ブロードウェイオンブロードウェイ★

このイベントの大きさときたら、年末のカウントダウンに次ぐものなのではないでしょうか?

タイムズスクエア一帯を占拠して2~3時間にわたって行われるイベントです。

シーズンの始まり毎に、新しいミュージカルと現在公演中のミュージカルナンバーを俳優達が歌うファン感謝イベントのようなものです。

全部舞台を見に行きたいけどそんなことしてたら破産しちゃうよーでも見たいっ!!っていうファンの気持ちをくすぐる涙ものの舞台です!

新聞でもテレビのニュースでも報道しているだけあってすごい注目度です。

当日はなんと5万人もの人がタイムズスクエアに溢れ返り、そこ一帯を囲む道路は警官によって閉鎖。

このイベント、ファンに対するサービスがすごいんです。なんと、当日の朝8時に自分の好きなミュージカルキャラクターの衣装できたらファン特別席をゲットできるかもよ!との事。う~ん今からライオンとか野獣の着ぐるみは間に合わないなぁ・・・。残念。更に、イベントでは誰が一番のファンかを競い合うコンテストまで行われるのです。全国から寄せられた、自分がブロードウェイファンであることを証明する60秒のビデオを事前に選考して、当日に優勝者を決めるとの事。優勝者のビデオは当日タイムズスクエアの大スクリーンで流されるというファンには泣けてくる演出!!

駅に着いたらものすごい人でイベントの中心部分まで行くこともできない状態。

舞台がどこかも全くわからないくらいの人。探りをつけて前に進んでみるものの人が多すぎて歩けない・・・・・・。

しかしながら音響設備がとってもいいので、歌っている声はすごくよく聞こえるのです。

野外なのにすごい設備ですよね。関心関心。イベントでは有名なミュージカルナンバーがバンバン歌われていきました。

俳優達もTシャツにジーパンというラフな格好で歌っているのがアメリカらしいですね。

日本でこんなイベントあったらきっとばっちり衣装も決めてくるでしょうね。

どっちがいいって事はないんですが。文化の違いですねぇ~。

最後はニューヨークニューヨークという有名なナンバーを俳優全員で歌ってフィナーレ。

あぁニューヨークにいるんだなぁってじわ~って感じ入っちゃいました。

ニューヨークニューヨークが流れると色とりどりの紙吹雪がどこからともなく全体に舞ってフィナーレの気分最高潮にしてくれました。

余韻に浸るまもなくイベントは終了。

いつものようにさっさと退散するアメリカ人。


そしてどこからともなくぞろぞろと現れた紙吹雪掃除隊の方々を前に我に返った私。

はいはい、帰りますよ。

ブロードウェイってまさにニューヨークですよね。ニューヨークだからブロードウェイ。。。。。。。。

この街でどれくらいの人達が自分の目標を達成して、どれくらいの人達が夢に敗れているのでしょうか。

今日のイベントはニューヨークの最も明るい光の部分ですが、それを支えるその何十倍もの人達が生きているんですよね。

それだけの人々と思いを包み込んでいるこの街って本当に巨大なパワーの塊だなと思いました。

結果がどうなったとしても、きっとこの街に関わった人は何かを持ち帰るんでしょうね。

2007年9月13日木曜日

レッツゴーメッツ!!野球観戦


行ってきちゃいました。

きっかけは友達からのお誘い。

もともと野球に興味がないのでルールもよくわからい私でしたが、面白そうと思って便乗しました。

実際、本当に楽しかったです。

ニューヨークの有名な野球チームといえば、松井選手がいるヤンキースと昔、新庄選手が在籍していたニューヨークメッツ!

メッツの本拠地はクイーンズにあるシェアスタジアム。

今回はここで観戦してきました。

東京ドームが45,600人の収容人数に対して、シェアスタジアムが55,000人らしいのでちょっと大きいかなぁって感じだと思います。

駅を降りると一方が今USオープンをやっているテニス会場。

反対側がシェアスタジアムになっています。

試合がある日は電車の運行がいつもと変わるのでそれを知らせる案内が駅に貼ってあります。

“メッツファン!”っていう呼びかけがアメリカらしくていいですよね。

さて、駅をでるともう球場が見えてきて気持ちも最高潮に!

簡単なボディチェックを受けて中に入るとお土産物屋さんや食べ物屋さんが沢山いてなんかどれも買いたくなっちゃう感じ。

ビールのボトルはバットを模ったような形でスマートではっきりした色でかわいい!


メッツグッズを売っているお店にはかわいい野球帽の数々見てるだけでもいいなぁ。
さらに小さな展示ルームのようなところまであります。
メッツカラーのエレベーターが素敵なんだな。

球場へ上がると突然目の前に広がるマウンドはまさに圧巻ですね。

私が着いた頃には既に試合が始まっていました。

「うわーー野球してるー!」っていうのが第一印象でした。

野球場の雰囲気って独特ですね。都会の真ん中にコンクリと鉄でできた巨大な建物の中心に緑があってきわめて健康的な活動が行われているんですから。

平日の夜に行われた試合だったのに8割くらい席が埋まっているに驚きました。

ホットドックやポップコーンを売りにくる蛍光黄色(緑?)みたいなTシャツのおじさん、おばさんやメッツのユニホームをきたおじさん達がさかんに野次を飛ばしながら観戦してました。

私達が席がわからなくてチケットを持ってうろうろしていると、おじさんから子供まで色々な人が声をかけてくれて席を探してくれました。
通常街中でのニューヨーカーって結構冷たくてそんなこと気にしてくれる人なんかいないのに、ここに来るとメッツファンっていう一体感でなのか皆さんとても気持ちがオープンで温かかったです。

日本みたいに一致団結した応援とかないですが、ジャッジがきわどかったりするとみんなブーイングしたり、逆にメッツの選手が活躍すると拍手したり音楽が流れたり、点数が入ったりホームランがでるとみんな立ち上がってハイタッチとかして大盛り上がり。

途中話しながらで流れを見てなくても周りが盛り上がると、一緒に立ち上がって私もハイタッチ!

試合は結局メッツが一点差で逃げ切り勝利。

終了直前、勝敗のきわどい時に客席でファン同士の喧嘩が勃発。

しかし選手のヒットで試合も喧嘩も終了。

あれほど熱くなって試合を見ていた観客も試合終了と同時に一斉に退散。

あまりの呆気なさにちょっとびっくりしました。

この辺の性質ってアメリカ人って感じですよね。

手続きでも何でも、終わると「さっさと帰って」って感じですから。

日本人みたいに前置きとか挨拶とかほとんどないので、いつも何か忘れものしたような気持ちになるのですが(笑)

野球のルールも全然わからない私でしたが、その場の雰囲気と人々の感じと全てが楽しかったです。

翌日は疲れて動けなかったのは言うまでもありませんが・・・・・・。

2007年9月7日金曜日

ブライアントパークで会社帰りに森林浴

ゆとりある生活って何か。

今年の初めくらいまで朝の9時から夜12時まで働いていた私には無縁の言葉でした(笑)

日本に居る時は、雑誌でしか見たことなかった「ロハス」とか、会社帰りの習い事とか?

いやいやこれですよ。
マンハッタンには前にも書いたように多くの公園があります。

夏は公園でイベントがしょっちゅう行われています。マンハッタンの中心であるタイムズスクエアから歩いて一番近い公園がブライアントパーク!

ニューヨークで最大のニューヨークパブリックライブラリーに隣接しているイケてる公園です。

今は、ニューヨークファッションウィークに入ったのでファッションショーの特設会場があったりととにかく大きなイベントの時によく使われる公園です。
そんな公園に夕方にふらりと訪れると多くの人々。

沢山ベンチがあるので音楽聴いたり本読んだり、おしゃべりしたり思い思いの過ごし方をしています。


きっと会社帰りなのでしょう。

大都会に勤めているのに緑の多い公園でゆっくりできるなんてまさに“ゆとり”って感じですね。


ふと見るとジャズバンド。おお、これはきっと公園イベントのひとつなんだろうなと見ていく事に。
ジャズバンドが演奏している左右には野外バー。

右上のバーは、緑が溢れていてオシャレ、しかも涼しそう~。

左側にあるバーは、すごい人でごった返していました。こちらも緑で囲われていて涼しげ。

都内に居ながらにしてお酒のみながら森林浴しているような感じ。
いいなぁ。

アメリカ人の友達によく言われるのが、日本人は人生においての仕事のウェイトが非常に大きいけどアメリカ人は仕事とそれ以外の人生の楽しみが5分5分なんだよ、ということ。

ニューヨーカーはアメリカ人の中でもとても働く人達ですが、それでも基本的には9時から5時まで!それ以上は働かないっ。もし働くなら残業代をきっちりもらいますっていうのが基本スタンス。

だから金曜日の午後なんかさっさと帰って遊びたいって感じなんでしょうね。

こんな大都会で緑に囲まれた公園でジャズ聴きながら仕事後の一杯なんて最高だなぁと思いました。

仕事人間でバリバリ深夜まで働くのもいいけれど、リラックスした時間を過ごして自分を取り戻すのって必要ですよね。

何が良くて、何が必要なのか。自分はどこに向かいたいのか?見失っちゃうときありますよね。
ニューヨーカーの仕事、人生に対する態度から“ゆとり”を見習ったのでした。

2007年9月5日水曜日

SOHOで発見!変な店

SOHOが何の略か。

自宅で仕事をしてる個人事業主じゃありません。

マンハッタン島の南方(ダウンタウン)にあるアートやファッションの中心街です。

ハウストン通りの南=South of Houston Streetという語源から、SOHOと呼ばれています。

東京でいうと青山みたいな、歩いているだけでおしゃれなお店ばっかりで楽しくなっちゃうようなところです。

そこで、つい立ち止まってしまうような “モノ” 発見。
なにこの、、、、、、ビニールハウス・・・・・・・・。

なになに、「ビリーのアンティーク&小物ショップ」。


ビニールハウス(店)だけじゃなくて、その前の通りにもタンスとか鏡台とかがずらりと並べられています。

こんなに店広げちゃっていいの?盗まれないのかな?

と、一歩お店に入るとそこは昼間のホーンテッドマンションさながら女の人の骸骨がぶら~。

うわすげーー!と私が写真を撮っていると、怪しげにニヤニヤしたおじさん登場。

アンティークのかばんと並んでなぜかカップケーキが置いてあり、それを指差して

「これ食べれるよ」
・・・・・・・
私が一週間の断食明けだったとしても、絶対ご遠慮します。

普通のアンティーク屋と違って珍品ばかり。芝居の小道具のような置物や剥製に混じってなぜバイク?

おどろおどろしい雰囲気を出したいのか、全ていい感じにほこりかぶってます。

更に進んでビニールハウスの奥の方にいくと、もうどういう趣旨で集めてるのかわかりません。


一体どこから奪ってきたの?って感じの部族の仮面みたいなものや、無数のジッパーがついた板とか・・・・・・。


う~ん・・・・・・・きっと色んな感覚を持ったアメリカ人にはウケるのかも?


まぁ見方によっちゃ、これこそ小さなお店のエンターテイメントだよビリー!!


こんなに楽しませてくれてありがとう!


最後にどこかで見たようなキャラクターの置物発見。


お前もこれから苦労が多そうだな。ここに来たのが運のツキだよ。まぁガンバレ。


2007年9月3日月曜日

がんばれCD屋

いまどきの若者はもうCDなんて買いません。

音楽はすべてウェブサイトからダウンロードする時代なのです。

ニューヨークの新聞でもCDをあさる中年男の姿を風刺した記事が書かれるほどです。

かく言う私はi-pod愛用者でありながらウェブ上で音楽買った事もない輩ですが。あはは。

いまや大手レコード会社も突然店じまいしてしまう程CDは売れなくなっています。

ここニューヨークのタイムズスクエアといったらマンハッタンで一番栄えているエリアといっても過言ではないです。

そこになんとVirginレコード。お、まだ元気にやってるのね。と中に入ってみることに。

おおっ・・・・・やっぱりディスカウントの嵐。こうしないと売れないんですね。

今ブロードウェイで大人気のミュージカル「ウィキッド」のCDもなんと10ドル!

日本でも劇団四季が公演権を獲得してこの春あたりから公演しています。見たいな~!!

こういった旬のCDもディスカウントでバンバン売っちゃうんですね。

さらに店内はCDやDVDだけじゃなく、それに関するTシャツなんかも売ってます。

ポップな柄のポーチなど雑貨もあったりして、それが結構かわいい!

地下2階まである店内は、カフェがあってのんびりすることもできます。

Virginも生き残りをかけて色々な販売方法考えているんですね。
インターネットの登場でどの業種も新しいビジネス戦略を考えなくてはならない時代になりました。
CDやDVDは、作品名やアーティストの名前がわかって視聴できればわざわざお店で買う必要なんてないですよね。
だからネット販売に実店舗が大幅に食われてしまうのも、人々のニーズにとっても適っているもの。
しかしながらリアル店舗が生み出すお店の頑張っている感じや、人々の行き交う活気は本当の店舗に行かないと味わうことのできないものです。

いくら便利になっても私はお店に行って、人と一緒に時間をすごしたり色々なものを見せてくれるお店が好きです。
いいお店はひとつのエンターテイメントだと思います。

負けるな、Virgin!!これからも多くの人を楽しませてください。

2007年9月2日日曜日

R2Rイベント

 
















ニューヨークで毎年恒例の夏のイベントR2R(River to River)

マンハッタン島を囲む川沿いのスペースで行われるさまざまなイベントの総称です。

期間は 6月から9月まで。開催場所は以下のとおり。この期間にイベント会場に行ってタイミングが良ければ何かの面白いものが見れるかもということ。

この時期、地下鉄や新聞などさまざまな場所や媒体でイベントの告知が行われています。

協賛企業はAmerican Express はじめ有名企業ばかり。その分注目度も高い大きなイベントだということなんでしょうね。
このイベントの地図が大変よくできていてこれを見ると、ニューヨークのダウンタウンに親しみを持ってもらうためのイベントでもあるのかなとの主催者の意図が窺い知れます。

地図:http://www.rivertorivernyc.com/site/downtown.php(右上"MAP"の"HERE"をクリック)

さてさて、私がR2Rに訪れたのはこの日なんと日本人のダンスイベントが行われると知ったからです。

会場は 55Water と呼ばれるイベント会場。ウォール街の近くにあるため、こんなビル街にそんなとこなんかあるのかなぁといぶかしげに歩いていくと"R2R"のポスター発見!!

大きなビルのエスカレーターをあがっていくと中二階のようなところに芝生のオープンスペースが出現。 なるほどこういうことかぁ。

19:00始まりのイベントだったのですが、着いた頃はもう19:30。

まぁアメリカの事だから遅れて始まるだろうと思ったのが、既に終了。さすが日本人のイベント。時間厳守!?

隣のおじさんも見はぐったらしく、肩を上げなら(欧米人だねぇ)「もう19:30だからねぇ。まぁそっちの芝生で映画もやるから」と一言。

映画?それは知らなかった!みると巨大なスクリーン。

その前にはもう無数の人々が陣取って遠足さながらにレジャーシートにお弁当広げてゆったりしてました。


こりゃいいと映画を観ることに。

もしかしたら食べれるかもと思ってもってきたサンドイッチを友達と一緒に食べながら映画が始まるのを待つと・・・・・

ふと後ろをみると川沿いに見える夜景がサイコー!

R2R のイベント名にふさわしく、なるほど川を挟んで向こう側に見えるブルックリンの夜景の綺麗なこと!!


















いいとこ見つけちゃったな~!

思いつきで来たイベントだったけどこんないいところを発見できるなんてお得♪

と、またひとつニューヨーク通になっちゃったなぁ~。

あれ?もしやこれって主催者の思う壺?

どっぷりはまって自分の手柄のようにブログ書いてる日本人がここに居ますよー。 なはは。

R2R は9月いっぱい開催しているのでまたどこかで楽しみたいと思います♪